コード・スケール

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コード・スケール(Chord Scale)という理論は、ポピュラー音楽やジャズ音楽を支える概念です。ですから、クラシック音楽の作曲には通用しません。

楽曲では様々なコードが使われていますが、それらは特定のスケールを基盤としていると考えます。逆に、あるスケールからコード音を抽出して組み立てたものがコードになり、それ以外の音がテンション・ノートやアヴォイド・ノートになるとも言えます。つまり、コードとスケールは非常に密接な関係にあるのです。

メロディーも伴奏音もすべて、与えられたコードのコード・スケールから逸脱しないようにしなければなりません。

ある特定のコードに対して、コード・スケールが一つだけとは限りません。複数のスケールが可能である場合に、どのスケールを選ぶかは、そのコードの立ち位置によって決まります。トニックなのか、ドミナントなのか、代理コードなのか、セカンダリー・ドミナントなのか、などが判断材料になります。また、ドミナントだとしても、テンションの取り方によってスケールも異なってきます。

主なコード・スケール

メジャー・スケール(長音階)

教会旋法のうち、2つの旋法が生き残りましたが、その一つが長旋法であるイオニアン・スケールです。これが今のメジャー・スケールと呼ばれるものになりました。

イオニアン・スケールの詳細はこちら

マイナー・スケール(短音階)

教会旋法で生き残ったもう一つのスケールが、エオリアン・スケールです。これは現在の自然的短音階と同じものです。

エオリアン・スケールの詳細はこちら

ハーモニック・マイナー・スケール(和声的短音階)

自然的短音階には導音がありません。そこで、ドミナントを成立させるためにVII度音を半音上げることで導音を作り出しています。

ハーモニック・マイナー・スケールの詳細はこちら

メロディック・マイナー・スケール(旋律的短音階)

メロディック・マイナー・スケールの詳細はこちら

教会旋法 (Church Mode)

教会旋法は、西洋音楽において、中世から続いてきた旋法群です。現在の教会旋法は印象派以降に定まったもので、7種類あります。

教会旋法の概要についてはこちら

イオニアン・スケール “Ionian Scale”

イオニアン・スケールは長音階と同形です。メジャー・キーのダイアトニック・コードのI度、ナチュラル・マイナー・キーのIIImに対応します。IV度音がアヴォイド・ノートになります。

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ドリアン・スケール

長音階のII度音から始まるスケールで、メジャー・キーではIImコード、マイナー・キーではIVmコードに対応します。なお、ナチュラル・マイナー・キーにおいてはアヴォイドは適用されません。

ドリアン・スケールの詳細はこち

フリジアン・スケール

長音階のIII度音から始まるスケールで、メジャー・キーではIIImコード、マイナー・キーではIImコード・Vmコードに対応します。

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リディアン・スケール

長音階のIV度音から始まるスケールで、メジャー・キーではIVコード、ナチュラル・マイナー・キーではIVコード・VIコードに対応します。

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ミクソリディアン・スケール

長音階のV度音から始まるスケールで、メジャー・キーではVコード、ナチュラル・マイナー・キーではVIIコードに対応します。

ミクソリディアン・スケールの詳細はこちら

ロクリアン・スケール

長音階のVII度音から始まるスケールで、メジャー・キーではVIIm(-5)コード、ナチュラル・マイナー・キーではIIm(-5)コードに対応します。

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ダイアトニック・コードのコード・スケール

メジャー・キーのダイアトニック・コード・スケール

7種類の教会旋法を使います。各コードに対応するスケールは、それぞれルート音から始まるものになっています。

ダイアトニック・コード (例:C major Key)対応スケール
I (C, CM7, C6)I Ionian (C Ionian)
IIm/ IIm7 (Dm7)II Dorian (D Dorian)
IIIm7 (Em7)III Phrygian (E Phrygian)
IV (F, FM7, F6)IV Lydian (F Lydian)
V7 (G7)V Mixolydian (G Mixolydian)
VIm7 (Am7)VI Aeolian (A Aeolian)
VIIm7(-5) (Bm7(-5) )VII Locrian (B Locrian)

たとえば、Cメジャー・キーで「I-IV-V7-I」という進行の場合は、次のようにコード・スケールが適用されます。

各メジャー・キーのコード・スケール一覧はこちら

マイナー・キーのダイアトニック・コード・スケール

ナチュラル・マイナー

マイナー・キーのうちで、なんの変位記号も付かないナチュラルな状態の場合は、メジャー・キーと共通の教会旋法が使われます。ただし、一部のアヴォイド・ノートの扱いやテンション・ノートがメジャー・キーと異なりますので、注意が必要です。

ダイアトニック・コード (例:C minor Key)対応スケール
Im (Cm, Cm7)I Aeolian (C Aeolian)
IIm7(-5) (Dm7(-5))II Locrian (D Locrian)
♭III (E♭, E♭6)♭III Ionian (E♭ Ionian)
IVm (Fm, F6)IV Dorian (F Dorian)
Vm7 (Gm7)V Phrygian (G Phrygian)
♭VIm7 (A♭, A♭M7)♭VI Lydian (A♭ Lydian)
♭VII7 (B♭7 )♭VII Mixolydian (B♭ Mixolydian)

各マイナー・キー(ナチュラル・スケール)のコードスケール一覧はこちら

ハーモニック・マイナー

 ハーモニック・マイナー・スケールは、VI度音とVII度音に形成される増2度音程が特徴です。そこでコードスケールはこの音程を維持するためにすべて、ハーモニック・マイナー・スケールを使用します。名称は一見難しそうですが、出発音がそれぞれのルート音に変更されているだけです。

ダイアトニック・コード (例:C minor Key)対応スケール
Im, ImM7 (Cm, CmM7)Harmonic Minor Scale
II7(-5) (Dm7(-5))II Locrian Natural6
♭III+M7 (E♭M7(#5))III♭ Ionian#5
IV7 (Fm7)IV Dorian#4
V7 (G7)V Mixolydian♭9,♭13
♭VIM7 (A♭M7)VI♭ Lydian#2
♭VIIdim7 (Bdim7)VII Super Locrian♭♭7

各マイナー・キー(ハーモニック・スケール)のコードスケール一覧はこちら

メロディック・マイナー

 ハーモニック・マイナーもメロディック・マイナーも3全音を2つ含んでいますが、ハーモニック・マイナーは増2度が生じるので、扱いが難しいのです。それに比べて、メロディック・マイナーは増2度がないので、メロディーも作りやすく、各ジャンルでの理論も発達しています。

ダイアトニック・コード (例:C minor Key)対応スケール
ImM7 (CmM7)メロディック・マイナー・スケール
IIm7 (Dm7)ドリアン・フラット2
♭IIIaugM7 (EbaugM7)リディアン・オーグメント
IV7 (F7)リディアン・ドミナント
V7 (G7)ミクソリディアン・フラット6
VIm7(-5) (Am7(-5))ロクリアン・シャープ2
VIIm7(-5) (Bm7(-5))オルタード

各マイナー・キー(メロディック)のコードスケール一覧はこちら

ドミナント・セブンスのコードスケール

 ダイアトニックのドミナント・コードやセカンダリー・ドミナント・コードではナチュラル・テンションに加え、オルタード・テンションも多用されます。その際に用いられるスケール群が以下に挙げるものとなります。

 ドミナント・セブンス・スケール(属七音階)は3種類に大別されます。一つはメロディック・マイナー・スケール由来のもの。もう一つはハーモニック・マイナー・由来のもの。そして機械的・人工的に作られたものです。

①メロディック・マイナー・スケール由来のコード・スケール 

ミクソリディアン♭6thスケール

 ミクソリディアン♭6スケールは、完全5度下から始まる(G7ならC)メロディック・マイナー・スケールの5度音を出発音とするスケールです。また名前のとおり、ミクソリディアン・スケールの第6音を半音下げたスケールと同じものです。別名「メロディック・マイナー・スケール・パーフェクト・フィフス・ビロウ( Melodic minor scale P5th below)」。

ミクソリディアン♭6thスケールの詳細はこちら

リディアン・ドミナント・スケール

 リディアン・ドミナント・スケールは、完全4度下の音から始まる(G7ならD)メロディック・マイナー・スケールの4度音を出発点とするスケールです。また、リディアン・スケールの7度音を半音下げたものになります。別名「リディアン・セブンス・スケール」

リディアン・ドミナント・スケールの詳細はこちら

オルタード・ドミナント・スケール

 オルタード・ドミナント・スケール(別名「スーパー・ロクリアン・スケール」)は、コードのルート(G7ならG)が7度音となるメロディック・マイナー・スケールを用いて、その7度音を出発音とするスケールです。

オルタード・ドミナント・スケールの詳細はこちら

②ハーモニック・マイナー・スケール由来のコード・スケール

ハーモニック・マイナー・スケールP5B

 名前のとおり、完全5度下から始まるハーモニック・マイナー・スケールの5度音を出発点とするスケールです。」スケールです。

ハーモニック・マイナー・スケールP5Bの詳細はこちら

スパニッシュ8ノート・スケール

 スパニッシュ8ノート・スケールは他のスケールと違って、8音からなるスケールです。上述のハーモニック・マイナー・スケールP5Bに#9thを足したものとなります。

スパニッシュ8ノート・スケールの詳細はこちら

③機械的に作られたスケール

コンビネーション・ディミニッシュ・スケール

 ディミニッシュ・スケールを2つ重ねてできるスケールです。「半音+全音+半音+全音+半音+全音+半音+全音」という規則的な並びなので「シンメトリカル・スケール」とも呼ばれます。

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ホールトーン・スケール

 「全音音階」と訳されるこのスケールは6音からなるスケールです。出発音が異なっても、構成音的には2パターンに集約されてしまいます。

ホールトーン・スケールの詳細はこちら

ドミナントのコード・スケールとテンション

ドミナント7thはV度音上に形成される属七の和音ですから、ダイアトニック・コードとして扱う場合には、前述の通り、ミクソリディアン・スケールが適用されます。この場合には、9thと13thがナチュラル・テンションとなり、11thの音はアヴォイド・ノート扱いになります。

 けれどもドミナント・セブンスは11th以外のすべてのテンションが使えます。ナチュラル・テンションが2音、オルタード・テンションが4音、合計6音です。

これらのテンションをどう組み合わせるかで、使えるスケールが決まってきます。

テンション・ノートの組み合わせ

 では、一つずつ検証してみましょう。まずは、選択可能なコード・スケールを挙げてみます。

G7(b9)

 ♭9thを含むスケールであれば使えるので、「オルタード・ドミナント・スケール」「ハーモニック・マイナー・スケールP5B」「スパニッシュ8」「コンビネーション・ディミニッシュ・スケール」の4つが使用可能です。

G7(9)

 9thを含むスケールであれば使えるので、「ミクソリディアン・スケール」「ミクソリディアン・フラット6」「リディアン・ドミナント・スケール」「ホールトーン・スケール」の4つが使用可能です。

G7(#9)

#9thを含むスケールであれば使えるので、「オルタード・ドミナント・スケール」「スパニッシュ8」「コンビネーション・ディミニッシュ・スケール」の3つが使用可能です。

G7(#11)

#11thを含むスケールであれば使えるので、「リディアン・ドミナント」「オルタード・ドミナント」「コンビネーション・ディミニッシュ」「ホールトーン」の4つが使用可能です。

G7(b13)

♭13thを含むをスケールであれば使えるので、「ミクソリディアン・フラット6」「オルタード・ドミナント」「ハーモニック・マイナー・スケールP5B」「スパニッシュ8」「ホールトーン」の5つが使用可能です。

G7(13)

13thを含むスケールであれば使えるので、「ミクソリディアン」「リディアン・ドミナント」「コンビネーション・ディミニッシュ」の3つが使用可能です。

 以下、上述のように検証していくと、次の表のように使用可能なコード・スケールが得られます。

コードテンション可能スケール
G(b9)A♭オルタード・ドミナント
ハーモニック・マイナー・スケールP5B
スパニッシュ8
コンビネーション・ディミニッシュ
G7(9)Aミクソリディアン
ミクソリディアン・フラット6
リディアン・ドミナント
ホールトーン
G7(#9)B♭オルタード・ドミナント
スパニッシュ8
コンビネーション・ディミニッシュ
G7(#11)C#リディアン・ドミナント
オルタード・ドミナント
コンビネーション・ディミニッシュ
ホールトーン
G7(b13)E♭ミクソリディアン・フラット6
オルタード・ドミナント
ハーモニック・マイナー・スケールP5B
スパニッシュ8
ホールトーン
G7(add13)Eミクソリディアン
リディアン・ドミナント
コンビネーション・ディミニッシュ
G7(♭9,#11)A♭
C#
オルタード・ドミナント
コンビネーション・ディミニッシュ
G7(b9,b13)A♭
E♭
オルタード・ドミナント
ハーモニック・マイナー・スケールP5B
スパニッシュ8
G9(13)A
E
ミクソリディアン
リディアン・ドミナント
G7(#9,#11)B♭
C#
オルタード・ドミナント
コンビネーション・ディミニッシュ
G7(#9,b13)B♭
E♭
オルタード・ドミナント
スパニッシュ8
G(#9add13)B♭
E
コンビネーション・ディミニッシュ
G7(b9,#9)A♭
B♭
オルタード・ドミナント
スパニッシュ8
コンビネーション・ディミニッシュ
G7(#11,b13)C#
E♭
オルタード・ドミナント
ホールトーン
G7(#11add13)C#
E
リディアン・ドミナント
コンビネーション・ディミニッシュ
G7(b9,#11,b13)A♭
C#
E♭
オルタード・ドミナント
G13(b9,#11)A♭
C#
E
コンビネーション・ディミニッシュ
G9(#11,b13)A
C#
E♭
ホールトーン
G13(#11)A
C#
E
リディアン・ドミナント
G7(#9,#11,b13)B♭
C#
E♭
オルタード・ドミナント
G7(b9,#9,b13)A♭
B♭
E♭
オルタード・ドミナント
スパニッシュ8
G13(b9,#9)A♭
B♭
E
コンビネーション・ディミニッシュ
G7(b9,#9,#11,b13)A♭
B♭
C#
E♭
オルタード・ドミナント
G7(b9,#9,#11,13)A♭
B♭
C#
E
コンビネーション・ディミニッシュ

ドミナントの代理コード(裏コード)のコード・スケール

 通常のドミナントと同様、三全音を含むセブンス・コードが「♭II7」です。一般に裏コードと呼ばれるものですが、ドミナントの基本スケール「ミクソリディアン」を用いると問題が生じます。というのも、譜例のように、コード構成音以外でダイアトニックと共通する音が1音もないからです。そこで、元のキーのダイアトニックになるべく近いスケールが一般に「リディアン・ドミナント」だとされています。けれども、他のドミナント系スケールも使用可能ではあります。譜例ではコード構成音を赤色で示し、テンション・ノートとアヴォイド・ノートを右側に書き出していますので、メロディーを作る際のスケール選択の目安としてください。

セカンダリー・ドミナントのコード・スケール

 副属七(セカンダリー・ドミナント7th)は、解決先のコードをトニックとするキーに一時的に属します。基本的に、そのコードがメジャー・コード(つまりメジャー・キー)ならばミクソリディアン、マイナー・コードならばハーモニック・マイナー・スケールP5Bミクソリディアン・フラット6を使うのが普通です。けれどもキーによっては元のキーに近づける必要があります(変化記号を減らす)。そのために一部のスケールは変化させて使います。

セカンダリー・ドミナントのコードスケールの考え方

例えばCメジャー・キーで、IImに対するセカンダリー・ドミナントVI7(=A7)です。このコードで使えるコード・スケールを考えてみましょう。まずこのコードの構成音は「A, C#, E, G」です。アヴェイラブル・テンションは9thと♭13thになります。なぜならBとFがCメジャー・スケールに含まれる音だからです。13thはF#で、Cメジャー・スケールからは外れてしまいます。また、残りの1音にDを補充すると可能なスケールが完成します。

 また、別の見つけ方もあります。そのルートのミクソリディアン・スケールで、コード構成音を除いて、変化記号が付いている音を元のキー(ここではCメジャー)の音に直すのです。そうしてできたスケールが求めるスケールですが、タイプがわからなければ、図例のようにGスケールに移調して見ればよいでしょう。すると、このスケールは「ミクソリディアン・フラット6」であることがわかりました。

同様の手順で、セカンダリー・ドミナントのコードスケールを探し出すと、基本的なコード・スケールは次のようにまとめられます。

メジャー・スケールにおけるセカンダリー・ドミナントのコードスケール
セカンダリー・ドミナント解決先のコードコード・スケール
I7IVI:ミクソリディアン
II7V7II:ミクソリディアン
III7VImIII:ハーモニック・マイナー・スケールP5B
VI7IImVI:ミクソリディアン・フラット6
VII7IIImVII:ハーモニック・マイナー・スケールP5B

マイナー・スケールにおけるセカンダリー・ドミナントのコードスケール
セカンダリー・ドミナント解決先のコードコード・スケール
I7IVmI:ミクソリディアン・フラット6
II7V7II:ハーモニック・マイナー・スケールP5B
♭III7♭VI♭III:ミクソリディアン
IV7♭VIIIV:ミクソリディアン
♭VII7IIIVII:ミクソリディアン

メジャー・キーでのセカンダリー・ドミナントの詳細はこちら

サブドミナント・マイナーのコードスケール

 サブドミナント・マイナーとは、メジャー・キーの中で、同主短調のコードを一時的に借用したコードを指します。そのコードはIVm(7)ですが、その代理コードも含めると、以下の通りになります。(譜例はCメジャー・キーのサブドミナント・マイナー)。

 サブドミナント・マイナー・コードに対するコード・スケールには、メロディック・マイナー・スケールを基にしたものと、ドリアン・スケールを基にしたものがあります。

メロディック・マイナー・スケール系ドリアン・スケール系
IVmメロディック・マイナードリアン
IIm7(-5)ロクリアン#2ロクリアン
♭VIリディアンリディアン
♭VII7リディアン・ドミナントミクソリディアン
♭IIM7リディアン

サブドミナント・マイナーのコードスケールの一覧はこちら

sus4コードのコード・スケール

 sus4コードは、基本的には(ダイアトニックとしては)Isus4 とV7sus4の2種類ですが、最近ではIVsus4なども使うケースが見られます。

 コード進行としては「Isus4→ I」「 V7sus4→ V7」と解決させるのが基本ですが、単体で用いて別のコードに進むことも珍しくはありません。

 sus4のコード・スケールは、ルート通りの教会旋法が使われます。つまり、Cメジャー・キーであれば、Isus4には「Cイオニアン・スケール」、Vsus4には「Gミクソリディアン・スケール」です。

sus4コードの詳しい用法、コード・スケールはこちら