臨時記号

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臨時記号の種類

臨時記号は、

  • 変位記号
    • シャープ:嬰記号、sharp、das Kreuz / die Kreuze、le dièse
    • フラット:変記号、flat、das B / die Bs、le bémol
  • 本位記号:ナチュラル、natural、das Auflösungsyeichen、le bécarre

からなります。

すべての臨時記号は「半音単位」の変化になります。譜例のように、FとGに挟まれた音は同じ音高で、表現の仕方が違うだけです。

「半音」2個分の変化を指示するには、

ダブル・シャープ、double sharp、
das Doppelkreuz、
les doubles dièses
ダブル・フラット、double flat、
das Doppelbe / das Doppel-B、
les doubles bémols
これは、G♭だった音をG#にするという
二重変化記号です。
これは、A#だった音をA♭にするという
二重変化記号です。

臨時記号の使い方

ルール1:

臨時記号は、その書かれた小節内でしか有効ではありません。

赤丸で示された音と同じ音高の音を次の小節でも使いたければ、改めて臨時記号をつける必要があります。

ルール2:

臨時記号を付けられた音が、タイで次の小節まで延長されている時は、そこまでは臨時記号が有効です。(譜例では2小節目の最初の拍の音は「C#」と「F#」になります)

ルール3:

臨時記号は、オクターブ違いの音には適用されません。譜例の青丸の音には#は付きません。

ルール4:

複数の声部が1つの五線に記される時、臨時記号の効力は各声部に独立して及ぼされます。譜例の上声部の青丸の音符は、下声部の臨時記号の影響を受けていませんので、「C」「B」「D♭」になります(ナチュラル記号は確認のためについているだけで、無くても同じです)。下声部の赤丸の音は「B♭」「C#」「D」になります。

確認のナチュラル(Erinnenerungsvorzeichen)

臨時記号はその小節内でしか有効ではありませんが、それを確実に把握できるよう敢えて記号を付すこともあります。このナチュラルは括弧付きで示されることもあります。

グレイス・ノート:

グレース・ノート(小さな音符の装飾音)に付けられた臨時記号も、その小節内ではずっと有効です。しかし明確にするために、通常の音符にも書かれることが多いようです。

記譜上のルール

垂直に重なる2度音程〜6度音程の2音では、臨時記号はズラして記譜します。

垂直に重なる7度音程以上の2音では、臨時記号も揃えて記譜します。

3音すべてに臨時記号が付される場合は、「真ん中」→「下」→「上」の順で書きます。

ただし、最低音と最高音が6度以上離れている時は、真ん中の臨時記号を左にずらします。

2度で重なる音の両方に臨時記号を付す時は、右上がりになるように配置します。

音価が異なっていても、臨時記号はすべて音符群の左側に付けます。

半音階的進行では、上行には#を使い、下行には♭を使います

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